What is National IHL Role Play Competition?

IHLロールプレイ大会はシミュレーションを基本としており、将来の法曹関係者や政府、人道に携わる人々に対して、現実にIHLの実務家が紛争時に直面する課題を擬似的に体験することができます。世界的にも有名なJean-Pictet Competitionをモデルとしており、参加者は様々な実務を体験することになります。シミュレーションでは多様な専門的役割を担い、様々な実地課題をこなす必要があります。

伝統的な模擬裁判大会とは異なり、それぞれのラウンドで提起されるのは定説の存在しないようなケーススタディであり、法的問題を検討するためダイナミックかつ創造的な思考が重要となります。

大会では多様な仮想環境の中で、様々なステークホルダーと共に討論や意見の表明、法的な位置付けを守るといった能力だけでなく、IHLや一般的な国際法に関する知識も問われます。

また、国内大会での優勝チームは10月にマレーシアで行われるIHLロールプレイ アジア地域大会への参加資格が与えられます。